時間も周りも気にせずピアノを弾くために必要な防音・遮音と心配り

以前にクラクション殺人や、ピアノの騒音殺人という事件が世間を騒がせたことがありました。それ以来、ピアノが好きで練習したくても怖くて弾けない子供が増えたということを聞いたことがあります。どれだけ上手に弾いていても、どれだけ素敵な音楽であっても、聴く体勢でない人にとっては単なる騒音でしかないようです。そんな事件があったからなのか、最近の住宅事情からなのかは確かではありませんが、周り近所や時間を気にしないでもピアノが弾ける、防音・遮音方法というものが開発されました。

一般の家庭で多いのは縦型のアップライトピアノですが、アップライトピアノは音が後ろに出る構造になっています。もちろん楽器自体の振動によって前にも音は出ますが、アップライトピアノでは、弦の振動を大きな響板に増幅させて音を出すしくみで、その板は裏側にあるのです。

そこで、簡単な防音対策をするのなら、壁などからピアノを10~15センチほど離すだけで音が横に逃げるので、多少の効果は期待できます。また同じような考えではピアノの裏側に毛布を敷くことで音を吸収してくれるので、見た感じはよくないですが、防音には効果があります。あとは部屋にカーテンをひいたり、じゅうたんをひくことも考えられますが、音は少しこもる欠点があります。

ちなみにグランドピアノの場合には響板が下についているので、蓋をしめておくことで音が下に出るのでさほど神経質にならなくても済むのですが、アップライトピアノの場合は涙ぐましい努力が必要になるかもしれません。

もっと大掛かりな防音を希望するならば、ピアノがすっぽり入るような防音室をつくるか、窓やドアや床、壁などを部分的に防音工事することも可能です。

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